睡眠不足が引き起こす?!膝の痛み
- ひまわり整骨院 院長

- 5月2日
- 読了時間: 2分
更新日:6月5日

膝の痛み 症例
60代女性。
膝の痛みを訴えて来院されました。症状は、膝の少し下に「ピキッ」と走るような痛みです。階段の昇り降りや小さな段差を越えるのが困難な状態でした。
この方は「膝に問題がある」と思い受診されました。
診断
まず触診を行いましたが、膝には一切触れません。
当院独自の診断法によると膝の痛みの原因は以下のいずれかです。
・脳のむくみ
・経絡の異常
・腰椎の歪み
この方の場合は「脳のむくみ」が原因であることが分かりました。
脳のむくみの原因としては以下が考えられます。
・食事の乱れ
・水分不足
・ストレス
・睡眠不足
・気圧の変化
問診の結果、ペットのお世話で睡眠不足が続いたことがきっかけで、膝が痛みが始まったことが判明しました。以上から今回は「睡眠不足によって脳のむくみが生じ、それが膝の痛みを引き起こした」と診断しました。
治療・結果
当院の治療はどの痛みに対してもまず頚椎(首の骨)の矯正から始めます。
なぜなら頚椎は、全ての経絡および脳脊髄液の通り道であり、どちらかが滞ると痛みの原因になるからです。頚椎を整えた後、手足の経絡上にある「詰まり」を丁寧に取り除いていきます。この詰まりが解消されていく過程と、膝の痛みの改善は比例します。
今回は1回の治療でかなりの経絡の詰まりが取れ、その結果、治療後には段差を超えられるようになりました。その後、3回の治療で痛みが消失し、治療は終了しました。
今回のように膝には一切触れずに痛みが消えることは珍しくありません。
なぜなら、そもそも膝自体に問題がないケースが多いからです。
多くの治療院では、膝の痛みや足があがらない症状があると、
「関節に問題がある」
「膝に炎症が起きている」と考えるかもしれません。
もちろん、それらが原因の場合もあります。しかし当院で診る膝痛の多くは、「脳のむくみ」や「経絡の異常」が関わっています。
「膝の治療は完治が難しい」と考えている患者さんも多いですが、決してそうではありません。脳のむくみが原因であれば、早期に痛みが改善する可能性は十分あります。
ですから、諦めるのは早すぎます。長年続く膝の痛みでお悩みの方は、一度、脳にむくみがないか調べにいらしてください。


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