いつも食べている「アレ」が痛みの原因かも。
- ひまわり整骨院 院長
- 2024年6月13日
- 読了時間: 3分
こんにちは。
長年の痛み、重い症状専門
福岡市早良区の
ひまわり整骨院です。
グルテンは小麦に含まれる栄養素の一つですが
体に合わない人が一定数いるということをご存じでしょうか?
症状は腹痛や肌荒れ、精神的な影響など研究によって分かってきています。
しかし、それだけではなく
腰痛や坐骨神経痛など痛みにも深く関与していることはまだあまり知られていません。
今回は当院でも少なくない「グルテン由来の痛み」についてお伝えします。
症例
・70代女性
・症状:腰の激痛
数か月前に坐骨神経痛で歩行困難→脳のむくみ治療で完治
痛みが消えていた状態から突然、腰からお尻にかけての激痛。
「先生!腰が折れたかと思うほど痛い!!」
と言われています。
「新しいサンダルで長時間歩いた。」
「サンダルが合わなかったのかもしれない。」
とのこと。
履いてきたそのサンダルを見せてもらっても原因と断定するにはしっくりこなかったので触診で原因を探します。
すると
足にある
通称「グルテンポイント」
(七障子が命名)
を押すと
「痛い!」
と叫ばれました。
七:「痛みが出る前日、何か食べました?」
患:「ハンバーガーとアップルパイを食べました。」
七:「激痛の原因はそれですね。」
前回の治療でもグルテンポイント(と呼んでいる特定の場所)に圧痛があり、元々「小麦が合わない人」と分かっていたのでご指導させていただいていました。
痛みが消えてからも
パンや麺類を避けて痛みがでない体を保っていたのですが
久しぶりにパンやパイを食べてみたそうです。
診断は
グルテン摂取による脳のむくみ
と判断し治療を行います。
※初めて聞く方にはちょっと不思議な話かもしれませんが最後までお読みください。。。
治療
治療方針は
①頸椎を矯正し脳脊髄液の通りを確保
②詰まった経絡を整え、脳のむくみを解消する
グルテンによって腹痛や肌荒れが起きることは有名ですが
グルテンが原因で痛みが発生するというのはまだあまり知られていません。
結果
初日の治療後
「折れたかと思うくらいの痛み」
が一度の治療で8割改善しました。
翌日にはすでに笑顔で来院され
2回の治療で痛み消失しました。
つまりサンダルや長時間の歩行が原因ではなく
脳のむくみが原因だったということです。
そして脳をむくませた原因が小麦のグルテンだった訳です。
まとめ
今回は
「グルテン由来の痛み」でした。
幸いな事に一時的なグルテン摂取だったので痛みもすぐに取れました。
最近の研究では
グルテンが体に合わない日本人が7〜8割もいるとも言われています。
もしあなたが長い間痛みが消えずに困っているのでしたら一度セルフチェックしてみてくださいね。
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