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肩が挙がらない!原因はコレです。

  • 執筆者の写真: ひまわり整骨院 院長
    ひまわり整骨院 院長
  • 2024年7月18日
  • 読了時間: 3分

更新日:3月8日


肩を全く動かせない!

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症例

 

今回はテニスが趣味の60代女性です。

 

そのテニス中に突然右肩に激痛が走り

 

肩が全く挙がらない状態で来院されました。

 

いったい原因は

 

肩の関節に炎症が起きたのか

 

肩周辺の筋肉を損傷したのか

 

 

実はそれらとは

全く関係のない

 

決定的な原因

あったのです。

 

 

  診断

 

まず原因を特定すべく

 

検査をしていきます。

 

 

・経絡の詰まり→異常な詰まりを発見

 

経絡とは「気」が流れる川のようなものです。


 

川に岩で流れをせき止められたように、経絡上に「岩のような」塊を確認することがあります。それが「詰まり」です。

 


 

 

この詰まりがあると体のいたるところに痛みが生じます。

 

痛みがあると局所(痛いところ)に目を向けがちですが

 

根本原因が局所のことはほとんどありません。

 

 

・頚椎の確認→それほど歪みなし

 

肩のトラブルは頚椎の歪みが原因になることが多いのですが、今回は違うようです。

 

 

・頚周りの筋肉→強い緊張が見られました。

 

今回の痛みの真相が解明されました。

 

頚の筋緊張をもたらす

真実はただ一つ!

 

犯人は

「脱水」です。

 

実は問診すると炎天下の中あまりお水を取らずテニスをしていたとか・・・

 

  治療

 

とにかくまず

 

①水を飲む

 

治療の前に、たくさん水を飲んでもらいました。

 

逆を言うと水を飲まないと治療ができないくらいの状態でした。

 

 

②経絡の詰まりを取る

 

水を飲む前は少しツボを押しただけで痛みで飛び上がりそうな反応を見せていましたが

 

水を飲んでもらう度に経絡の塊は取れていき、流れがスムーズになっていきました。

 

やっぱり水は大事。

 

 

 

 

  結果

 

 

初回の治療後

 

全く動かせなかった肩が何とか挙がるまでに回復しました。

 

 

その後自宅でも毎日しっかり水分摂取を心掛けていただき

 

 

3回目の治療では

 

痛みの消失、

肩の可動域も正常となりました。

 

 

これは憶測ですが、

 

もし水を飲まずに治療を続けていたら治るまでの期間が1か月以上必要とするパターンでしょう。

 

 

水をしっかり摂っていただいた上での治療だったので、3回という短い期間で痛みが消失した、といっても過言ではありません。

 

 

それだけ「痛み」と「水」は関係が深いのです。

 

 

 

  まとめ

 

 

肩の痛みの原因の多くが

「水分不足」です。

 

初めて聞く方は驚くかもしれませんが事実です。

 

 

水分の不足は経絡を異常なほど詰まらせます。

 

 

経絡が詰まると、いたるところに痛みが発生し、治療の阻害になります。

 

スポーツをする前のストレッチも大事ですが

 

それと同時に水分補給もケガの防止になります。

 

 

これからの季節

 

スポーツをする方はもちろん

 

仕事や趣味で汗をかく方は

 

コーヒーやお茶などカフェイン入りの飲み物ではなく

 

お水や麦茶などノンカフェインのものを塩分と一緒に摂ってください。

 

水が苦手という方も塩分(梅干しがおすすめ)を摂りながら飲んでみてください。

 

ビックリするほど飲めますよ。

 

 

飲む量は汗を出す量にもよりますが

 

汗をかかない状態でも約2ℓの必要量を目安にしてください。

 

 

 

 

痛みだけではない!

水を飲まないことの体への悪影響を書いています。

是非一読ください


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